「
ヴィクトリアマイル・G1」(17日、東京)
連覇を狙う
ノームコアが13日、美浦Wで鋭い動き。初めての千二で15着に終わった
高松宮記念は参考外。得意の府中マイルで一変がありそうだ。昨年2着の
プリモシーンも、新コンビのレーンが乗って軽快な動きを披露した。
19年の覇者
ノームコアが美浦Wで抜群の動きを披露した。モヤのためはっきり見えたのはゴール前だけだったが、体全体を大きく使って前へ前へと突き進んだ。
「きょうの動きは良かったと思います。最後は伸ばそうと思っていましたし、こちらが意図したことはできたと思います。疲れは見られませんし、この馬の状態に仕上がったと思っています」と、萩原師は満足そうにうなずいた。前走の
高松宮記念は15着に大敗したものの、「やはり初めての1200メートルに戸惑ったかと思います。道悪も影響したかもしれません」と、同師は決して力負けでないことを強調した。
今回は走り慣れたマイル戦に戻る。しかも東京芝マイルは2戦2勝。まさにこれ以上ない絶好の舞台だ。19年の勝ちタイム1分30秒5は当時のJRAレコード。中山牝馬Sで7着に敗れた後だったが、高速馬場にしっかり対応して初のG1タイトルを獲得した。
ヴィルシーナ(13、14年)、
ストレイトガール(15、16年)に続く、史上3頭目の連覇を目指す。今年は
アーモンドアイが出走してくるが、指揮官は「あまり連覇は意識していません。この馬に合っている舞台なので、19年と同じようなパフォーマンスができれば」と自信をのぞかせた。
提供:デイリースポーツ