17日に東京競馬場で行われる
ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが4番。3回で1番、10番、16番が続き、2回が3番、5番、11番、13番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-3-16 複勝率20.0% 複勝回収率97%
2枠 2-1-3-14 複勝率30.0% 複勝回収率119%
3枠 2-0-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率64%
4枠 0-2-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率102%
5枠 0-3-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率144%
6枠 3-0-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率24%
7枠 2-1-1-24 複勝率14.3% 複勝回収率51%
8枠 1-2-1-26 複勝率13.3% 複勝回収率306%
【前走4角通過10番手以下】
1枠 0-1-0-3 複勝率25.0% 複勝回収率212%
2枠 1-0-1-8 複勝率20.0% 複勝回収率55%
3枠 2-0-0-4 複勝率33.3% 複勝回収率155%
4枠 0-0-0-7 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5枠 0-0-0-5 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 0-0-0-6 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 0-0-0-12 複勝率0.0% 複勝回収率0%
8枠 0-0-0-2 複勝率0.0% 複勝回収率0%
まず、4・5枠は
ヴィクトリアマイルが創設された06年以降でも勝ち馬を出せていない。ただし、昨年の
プリモシーン(5枠9番)ほか、15年
ケイアイエレガント(4枠7番)、13年
ホエールキャプチャ(4枠8番)の2頭が12人気の低評価を覆して勝ち馬とタイム差なく2着に入線しているため、一概に軽視することもできないだろう。
また、直近3年は馬番4・5番から勝ち馬が出ており、特に内枠の差し馬が活躍する傾向にある。昨年の勝ち馬
ノームコア(2枠4番)においても、前走
中山牝馬Sの4角通過順は12番手だった。