16日に東京競馬場で行われる京王杯ス
プリングC(4歳上・GII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが9番。3回で5番、7番、10番、15番が続き、2回が1番、4番、11番、12番、13番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-2-15 複勝率11.8% 複勝回収率22%
2枠 0-1-1-16 複勝率11.1% 複勝回収率41%
3枠 2-1-2-14 複勝率26.3% 複勝回収率121%
4枠 0-1-3-16 複勝率20.0% 複勝回収率65%
5枠 3-1-0-16 複勝率20.0% 複勝回収率70%
6枠 1-2-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率46%
7枠 4-2-1-16 複勝率30.4% 複勝回収率175%
8枠 0-2-0-23 複勝率8.0% 複勝回収率51%
【1〜3人気】
1・2枠 0-0-2-3 複勝率40.0% 複勝回収率76%
3・4枠 0-0-3-7 複勝率30.0% 複勝回収率67%
5・6枠 2-2-0-4 複勝率50.0% 複勝回収率90%
7・8枠 2-1-0-4 複勝率42.9% 複勝回収率87%
【4人気以下】
1・2枠 0-1-1-28 複勝率6.7% 複勝回収率24%
3・4枠 2-2-2-23 複勝率20.7% 複勝回収率101%
5・6枠 2-1-1-28 複勝率12.5% 複勝回収率50%
7・8枠 2-3-1-35 複勝率14.6% 複勝回収率115%
大外の8枠は複勝率8.0%と最も低い数値を記録しているが、18年
キャンベルジュニア(8枠17番・7人気)、17年
クラレント(8枠12番・11人気)、と2着の好走実績が直近3年以内であることには注意したい。一方、1・2枠も低調な好走率となっており、基本的には内外極端な枠順に入った馬は過信しづらい傾向にあるようだ。
なお、1〜4枠は1〜3人気の支持を集めた馬が延べ15頭も出走しながら連対例がなく、上位人気馬であれば外目の枠順の方が評価しやすいことも覚えておきたい。