16日に東京競馬場で行われる京王杯ス
プリングC(4歳上・GII・芝1400m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる3回の馬券絡みが
ディープインパクト、
フジキセキ、
ダンスインザダーク、
マンハッタンカフェ。2回で
ダイワメジャー、
サクラバクシンオー、
ステイゴールドが続く。
Raven's Pass産駒は「1-0-0-0」。昨年の勝ち馬
タワーオブロンドンが連覇を目指して出走する。同コースは17年
京王杯2歳Sを含めて重賞を2戦2勝。東京芝1400mのコースレコードホルダーでもあり、舞台適性は申し分なさそうだ。
初出走の
ロードカナロア産駒からは上位人気と目される
ダノンスマッシュ、
ステルヴィオ、
グルーヴィットの3頭が出走予定。同産駒は18年
京王杯2歳Sを
ファンタジストが制するほか、19年
クロッカスSでは
ルガールカルムが2着、と世代限定戦ではあるがコース適性を示している(同産駒のコース成績は「11-12-10-52」勝率12.9%・複勝率38.8%)。
マンハッタンカフェ産駒は「0-0-3-7」。連対例こそないものの、13年
ガルボ、11年
ジョーカプチーノ、10年
アーバニティ、と3度の3着例があり、昨年も
キャナルストリートが8人気5着、17年には
ヒルノデイバローが13人気4着と人気以上の健闘も見受けられる。今年は
レッドアンシェルが出走予定。
アドマイヤムーン産駒は「1-0-0-4」。18年に
ムーンクエイクが当時のコースレコードとなるタイムで勝利するほか、同コースは11年に
レオアクティブが
京王杯2歳Sを制している。今年は
ストーミーシー、
セイウンコウセイ、
ドーヴァーの3頭が出走予定。
ディープインパクト産駒は「1-1-1-8」。16年1着
サトノアラジン、15年2着
ヴァンセンヌ、本競走で連対した2頭は後に
安田記念でも連対を果たしており、ここで好走できれば本番でも楽しみな存在となりそうだ。今年は
エントシャイデン、
ケイアイノーテックの2頭が出走予定。