netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
ヴィクトリアマイルの「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
渡辺薫彦厩舎×
和田竜二騎手(
シゲルピンクダイヤ)】
「直近1年」の「
渡辺薫彦厩舎×
和田竜二騎手」は0-2-4-7。複勝率46.2%、複勝回収率166.9%という数字が残っている。「直近1年」成績の場合、特定の馬との成績に依存するパターンも少なくないのだが、このコンビの場合はそうではない。20年4月24日
明石特別(
エイシンルカーノ・10人気2着)、20年3月14日2勝クラス(
リヴィエラ・8人気2着)などの人気薄での激走を筆頭に5頭の馬で7回馬券に絡んでおり、「
渡辺薫彦厩舎×
和田竜二騎手」が好相性であることが窺える。「直近5年」まで対象を広げると5-9-10-23で複勝率51.1%、複勝回収率143.2%となり、複勝率はさらにアップ。一貫して、好成績を維持している点は非常に心強い。
和田竜二騎手は、過去に
シゲルピンクダイヤで1-2-3-3。デビューから9戦連続で手綱を取り、
桜花賞2着、
秋華賞3着などの実績がある。和田騎手の騎乗停止により乗り替わりとなった前走は大きく崩れたが、道中から内にモタれており、気難しい面が出てしまった印象。それだけに、乗り慣れた和田騎手に戻る今回は一変を期待出来そうだ。