骨折休養中だった
戸崎圭太騎手(39)=美浦・田島=が、23日の東京競馬で戦線復帰を果たす。
19年11月4日のJBCレディスクラシック(浦和)で落馬し、右肘開放骨折の重傷。22年のジョッキー生活の中で、最も長い休養となった。今週は土日で3、4頭の予定だが、「最初からバリバリとはいかないけど、様子を見ながら。でも復帰の週から騎乗依頼を頂けて、オーナーや関係者の皆さんには感謝しています」と頭を下げた。
「落ちた瞬間、“あ〜あ、これで
マイルCSに乗れないのかあ”と思いました」と昨秋を振り返ったが、ともに戦ってきた
ダノンキングリーと
安田記念(6月7日・東京)で再タッグ。“G1復帰”に向けて意気込み新ただ。相棒の活躍を病院のベッドで見ていたことを明かし、「成長ぶりを感じながら、気持ち良く走っている姿が励みになりました。早い段階から(騎乗依頼を)気に掛けてもらっていたので、ありがたいです」と改めて感謝を口にした。
「(競馬場で)“お帰り!”って、声を掛けてもらえないのは寂しいけど、関東も若手が頑張っているし、ボクも7月(8日)には40歳。30代のうちに戻って来られて良かった」。久々の実戦を心待ちにしている。(デイリースポーツ・村上英明)
提供:デイリースポーツ