いよいよ来週は競馬の祭典、第87回
日本ダービー(GI)が行われる。今年は、
皐月賞で熾烈な追い比べを演じた
コントレイルと
サリオスの2強対決に注目が集まる。どちらを本命にするか、頭を悩ませるファンも多いのではないだろうか。しかし、過去10年の
日本ダービーでは、
2019年:
ロジャーバローズ(12人気)
2018年:
ワグネリアン(5人気)
2016年:
マカヒキ(3人気)
2014年:
ワンアンドオンリー(3人気)
2012年:
ディープブリランテ(3人気)
2010年:
エイシンフラッシュ(7人気)
と、3番人気以下の馬が6勝しているように他16頭にも勝機はあるはず。今回は予想大会『
俺プロ』で金曜日までに集まった競馬ファンの予想から
コントレイル、
サリオスに続く支持を集める馬を紹介する。
まずは、
弥生賞勝ちのある
サトノフラッグ。前走からの乗り替わりが気になるが、
武豊騎手が乗るのは心強い。
弥生賞後は「ディープに似ていた」とコメントしていた名手は、どんな手綱さばきを見せるか。父のような走りができれば、
皐月賞5着からの巻き返しも十分考えられる。
続いて、
ルメール騎手が騎乗予定の
ワーケア。
弥生賞で2着に好走し、
皐月賞の権利を獲りながらもダービー直行という異例のローテーションで挑む。東京コースでは新馬戦、リステッドと圧勝しているだけにダービーで好パフォーマンスを見せてくれそうだ。
最後は
ヴェルトライゼンデ。2歳時の
ホープフルS(GI)では、
コントレイルにコンマ2秒差の2着まで迫った。兄弟の
ワールドプレミアはケガで春のクラシックに出走できず、
ワールドエースは2012年の
日本ダービーで1番人気4着。兄たちの雪辱なるか、注目したい。
サトノフラッグは父が
ディープインパクト、
ワーケアは父が
ハーツクライと、ともにダービー馬を輩出している父の産駒。
ヴェルトライゼンデの父
ドリームジャーニーは産駒の重賞勝ちが1頭のみと心許ないが、池添騎手&
池江泰寿きゅう舎は2011年にダービーを制した
オルフェーヴルと同じ、いわばダービー勝ちの味を知るコンビだ。上記3頭は、どれもダービーで乾坤一擲の走りに期待をかけたくなる馬といえよう。
皐月賞に続き2強のマッチレースとなるのか、第3の馬の逆転があるのか。
日本ダービーの発走は5月31日(日)15時40分となっている。
現在、2020年
オークス・
日本ダービー予想特集ページを公開中! 亀谷敬正や井内利彰ら人気予想家が
日本ダービー予想の注目ポイントを語っています。ぜひチェックして今年のダービー予想にお役立てください!