24日、東京競馬場で行われた第81回
オークス(3歳・牝・GI・芝2400m・1着賞金1億1000万円)は、後方でレースを進めた
松山弘平騎手騎乗の1番人気
デアリングタクト(牝3、栗東・
杉山晴紀厩舎)が、直線半ばで進路を見つけてから鋭く伸び、最内を突いて抜け出しを図っていた7番人気
ウインマリリン(牝3、美浦・
手塚貴久厩舎)をゴール前で捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分24秒4(良)。
【豆知識】
◆無敗での
桜花賞、
オークス制覇は1957年の
ミスオンワード以来、63年ぶり史上2頭目。
◆
デアリングタクトは
一口馬主クラブのノルマンディーオーナーズクラブ所属馬で、募集総額は1760万円。
ウインマリリン、
ウインマイティーはウインレーシングクラブ所属馬で、募集総額はそれぞれ2400万円、1400万円。いずれも
オークスの獲得賞金だけで募集額を上回った。
◆
デアリングタクトの単勝支持率は47.5%。単勝オッズ1.6倍は、1986年以降の
オークスで5番目の低オッズ。1.3倍
ハープスター(2着)、1.4倍
ブエナビスタ(1着)、
ダンスインザムード(4着)、1.5倍
シーザリオ(1着)に次ぐ。
◆上がり最速は
デアリングタクトの33秒1。次位は5着
マジックキャッスル、6着
チェーンオブラブの33秒4。
◆
松山弘平騎手は
アルアインの
皐月賞、
デアリングタクトの
桜花賞に続き
JRAGI・3勝目。いずれもクラシック競走の勝利。