今週はいよいよ競馬の祭典・
日本ダービー。注目はやはり
コントレイルだろう。デビュー無傷の5連勝で、2017年生まれのサラブレッドの頂点に立つことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/31(日)
日本ダービー(3歳・牡牝・GI・東京芝2400m)
コントレイル(牡3、栗東・
矢作芳人厩舎)はデビュー無敗の4連勝で
皐月賞を制覇。序盤でやや後手を踏んでしまったが、早めに動いて、最後は
サリオスとの無敗のGI馬同士の競り合いを制した。2歳時に東京スポーツ杯2歳Sを圧勝しているように、東京コースへの適性は十分。
父ディープインパクト以来15年ぶりの無敗の2冠制覇に向け、視界は良好だ。鞍上は引き続き
福永祐一騎手。
サリオス(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)は新馬、
サウジアラビアRC、
朝日杯FSとデビュー3連勝。続く前走の
皐月賞は
コントレイルに半馬身差屈したものの、3着以下は離しており負けて強しの内容だった。今回は更なる距離延長がカギとなるが、続く
D.レーン騎手とのコンビで雪辱を果たすことができるか。
サトノフラッグ(牡3、美浦・
国枝栄厩舎)は
皐月賞で5着に敗れたが、それ以前の3連勝の勝ちっぷりからして東京コース替わりと距離延長で見直す余地はありそう。乗り替わりは勝てないというジンクスがあるが、ダービー最多の5勝を誇る
武豊騎手とのコンビでそれを覆すことができるか。
その他、
ホープフルSで3着、
弥生賞ディープ記念で2着の
ワーケア(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)、
ホープフルSで2着の
ヴェルトライゼンデ(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)、
皐月賞で3着の
ガロアクリーク(牡3、美浦・
上原博之厩舎)、
京都新聞杯を制した
ディープボンド(牡3、栗東・
大久保龍志厩舎)、重賞で惜しいレースが続く
アルジャンナ(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)、
共同通信杯の勝ち馬
ダーリントンホール(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。