「
日本ダービー・G1」(31日、東京)
栄光の空へ、飛び立つ準備は整った。無敗で“
皐月賞&ダービー”の2冠制覇を狙う
コントレイルが27日、栗東坂路で最終追い切りを敢行。前走の反動も感じさせず、元気いっぱいに駆け上がった。驚異の成長力を見せる
皐月賞馬。05年の
父ディープインパクト以来、史上7頭目となる偉業達成へ、遮るものは何もない。以下、鞍上・福永の会見での一問一答。
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皐月賞を振り返って
「距離ロスはありましたが、外から非常にいい脚を使ってくれた。今までとは違うレース
スタイルで勝ち切ってくれたので、距離を含め、いろいろな面で幅が広がりました」
-1週前追い切りの動きはどうだった
「良かったですよ。追い切り後の息遣いも良かったですし、モタれる面もなかった。非常に順調に調整できていると感じました」
-東京コースは
「2戦目の重賞で強い勝ち方をしている。全く問題ないと思う」
-距離が延びるが
「
皐月賞の前に牧場、厩舎と連携して、フォームを変えてもらえた。あの走りであれば距離の融通は少し利かせられると思います」
-スタートについて
「もともとスタートはいい馬。楽に流れに乗れるようなら、無理に下げる必要はないと思っている」
-枠順の希望は
「どこでもいいです」
-最後に意気込みを
「無敗の
皐月賞馬で臨むので、1番人気で迎えることになりそう。そういった馬でダービーに参戦できるのは名誉なこと。先週の競馬が終わってから、横隔膜が上がってくるような、胸の高鳴りを感じる時がある。自分自身も楽しみたいですね。馬に関しては、継続してコンビを組んでいて不安な点はない」
提供:デイリースポーツ