31日に東京競馬場で行われる
日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる6回の馬券絡みが1番。次点で4回の7番が続き、3回が3番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 4-2-1-13 複勝率35.0% 複勝回収率144%
2枠 1-1-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率125%
3枠 1-0-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率7%
4枠 0-3-3-13 複勝率31.6% 複勝回収率265%
5枠 1-1-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率27%
6枠 1-2-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率58%
7枠 1-1-2-26 複勝率13.3% 複勝回収率30%
8枠 1-0-1-27 複勝率6.9% 複勝回収率19%
【1〜5人気】
1枠 2-1-1-3 複勝率57.1% 複勝回収率115%
2〜4枠 2-4-1-12 複勝率36.8% 複勝回収率75%
5〜8枠 4-4-3-13 複勝率45.8% 複勝回収率114%
【6人気以下】
1枠 2-1-0-10 複勝率23.1% 複勝回収率160%
2〜4枠 0-0-4-36 複勝率10.0% 複勝回収率156%
5〜8枠 0-0-1-74 複勝率1.3% 複勝回収率5%
昨年も単勝93.1倍・12人気の伏兵
ロジャーバローズが1枠1番から勝利していたことは記憶に新しいが、1枠は好走率・回収率ともに優秀な成績を収めており、特に最内の馬番1番(今年は
サトノインプレッサ)は「3-2-1-4」と軽視できない活躍ぶりだ。
なお、6人気以下で3着以内に好走した8頭のうち7頭が1〜4枠を引いており、連対した3頭に関しては1枠という共通点が見受けられる。東京の芝コースはBコースからCコースへと替わるタイミングでもあり、昨年もレースレコードを更新していたように、昨今の高速馬場を踏まえても内枠優勢と言えるだろう。