netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
目黒記念の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
宮本博厩舎×
高倉稜騎手(
ノーブルマーズ)】
「直近1年」の「
宮本博厩舎×
高倉稜騎手」成績は0-3-2-31。複勝回収率75.6%にとどまっている。しかしこれは、
宮本博厩舎が「直近1年」で12勝と不振だった影響も大きいだろう(
宮本博厩舎は、例年通りならコンスタントに年間20勝ぐらい挙げている)。「直近5年」に目を転じると13-20-22-234で複勝回収率109.7%。13勝は次位の
松山弘平騎手に6勝差をつけてトップの成績で、まさに「主戦」として君臨している。複勝率19.0%止まりで回収率が100%を超えているということは、即ち人気薄での好走が多いということ。17年
シンザン記念を
キョウヘイで8番人気1着、18年
宝塚記念を
ノーブルマーズで12番人気3着など、重賞でもあっと驚く好走を演じてきた。
高倉稜騎手はデビューから実に38戦続けて
ノーブルマーズに騎乗。5つの勝利全てが
高倉稜騎手の手綱によるもので、前出の18年
宝塚記念以外にも18年
目黒記念を10番人気2着、19年
小倉記念5番人気3着といった実績を積み重ねている。近3戦は異なる騎手が手綱を取って僅差ではあるものの馬券には絡めず。主戦の
高倉稜騎手に戻る今回は絶好の狙い目となりそうだ。