3日、
大井競馬場で行われた第66回
東京ダービー(3歳・重賞・ダ2000m・1着賞金4200万円)は、好位でレースを進めた
山口達弥騎手騎乗の9番人気
エメリミット(牡3、船橋・
林正人厩舎)が、直線で外目に出されて脚を伸ばし、後方から迫った5番人気
マンガン(牡3、川崎・
田島寿一厩舎)との競り合いを制して、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分6秒9(良)。
さらに2馬身差の3着に4番人気
ティーズダンク(牡3、浦和・
水野貴史厩舎)が入った。なお、1番人気
ゴールドホイヤー(牡3、川崎・
岩本洋厩舎)は5着、2番人気
コバルトウィング(牡3、大井・
藤田輝信厩舎)は6着、3番人気
ウタマロ(牡3、船橋・
矢野義幸厩舎)は12着に終わった。
勝った
エメリミットは、
父シンボリクリスエス、
母プーカ、
その父キングカメハメハという血統。前走の東京湾Cは
マンガンの2着に敗れたが、この大舞台で見事逆転して重賞初制覇を飾った。通算成績はこれで12戦6勝。
鞍上の
山口達弥騎手はこれが重賞初制覇。本馬を管理する
林正人調教師は2013年の
インサイドザパークに続く2度目の
東京ダービー制覇となった。