netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
鳴尾記念の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【角居勝彦厩舎×
川田将雅騎手(
エアウィンザー)】
「直近1年」の「角居勝彦厩舎×
川田将雅騎手」成績は6-5-3-4。複勝率77.8%、複勝回収率116.7%という素晴らしい数字が残っている。「直近5年」が18-15-12-37で複勝率54.9%、複勝回収率96.7%なので、近年になって一層、勝負度合いの高くなっている「
ゴールデンコンビ」だ。
20年3月の
阪神大賞典では1番人気の
キセキで7着に敗れてしまったが、その後も4月25日の2勝クラスを
パンコミードで1着、5月9日の
京都新聞杯を
ファルコニアで3着と連続で馬券圏内に突入しており、その相性の良さは継続中。有力馬の厩舎と騎手のコンビ実績が一息なここで、上記の数字は際立っている。
川田将雅騎手は
エアウィンザーに初騎乗。
エアウィンザーは19戦目にして初めて鞍上に
川田将雅騎手を迎えることとなる。デビューからの15戦で馬券圏外に沈んだのは4戦目の
共同通信杯だけという超堅実派だったが、近3走は5着、12着、9着とリズムを崩している。それだけに川田騎手の起用には、陣営の復活させたいという強い意図を感じざるを得ない。阪神芝2000mは18年
チャレンジCで優勝しており19年
大阪杯でも0.2秒差の5着と得意としている舞台。長期休養明け2戦目で「
ゴールデンコンビ」結成となる今回は、一変がありそうだ。