アーモンドアイが史上最多となる8冠目を達成するのか。今年の
安田記念の注目はそこに尽きるといっても過言ではないが、同馬にとっては昨年、不利があったとはいえ、取りこぼしたレース。果たして、昨年のリベンジなるか? 億超え
WIN5を2度的中(2013年天皇賞春、2014年
ヴィクトリアマイル)した実績を持つ“馬券億り人”真田理氏を直撃した。
「はじめにお伝えしたいのが、
安田記念は波乱になりやすいレースという点。その要因としては、ペースが速くなりやすいことが挙げられます。その年のメンバー構成によって変わってはきますが、
安田記念はまずスローペースにはなりません。それでいて馬群が密集しやすく、不利を受けやすいことも要因のひとつです。本来の実力を出せないまま、レースを終えてしまうことがよくあるというレースなのです。
アーモンドアイは重厚なフットワークながら、速い馬場もこなす大レースに強いタイプの名馬です。能力は日本競馬史でも屈指のものだと思いますし、前走もさほど消耗してないようです。今回も、いつものパフォーマンスを繰り出す可能性は高いとみています。
が、前述したように
安田記念は波乱が起きやすく、現に昨年の
アーモンドアイは出遅れたうえに直線で包まれ、追い出しもモタつきました。誰もが能力を疑うことがない名馬であっても、この
安田記念では時として意外な結末を生むことがあります。もし、
アーモンドアイが取りこぼす可能性があるとしたら、この
安田記念ではないかと私は思っております。
実際、出走するラ
イバル馬も大変強力です。ピッチ走法で脚の回転が速い
インディチャンプは、内枠経済コースを走ったときのパフォーマンスには目を見張るものがあります。
ダノンキングリーは飛びがやや大きめながら、器用さも兼ね備えています。
毎日王冠だけ走れば当然、主役候補といえるでしょう。
ダノンプレミアムも飛びが大きく、こちらはコーナリングにやや難があるので東京コースのほうが合うはず。レーン騎手騎乗で、新しい一面が引き出される可能性があるのではないかと思っております。
ほかにも、重厚なフットワークながら速い時計もこなす
桜花賞馬の
グランアレグリアや、直線で手前を替えてひと伸びする
アドマイヤマーズ、前が潰れたときに台頭してくる
ノームコア、馬場が悪化したら
ペルシアンナイトなどにも注意は必要ではないでしょうか」
真田氏の最終結論は、
ウマい馬券と予想バイブル「狙って打ち抜く億の
WIN5」で公開される。ちなみに、先週のダービーDAYは見事に
WIN5を的中。レースの傾向を見極める真田氏の眼識に、ぜひご注目いただきたい。
安田記念では、なぜ人気馬が飛ぶのか? 『
ウマい馬券』では人気予想家のTARO&キムラヨウヘイ氏が、
安田記念について激論を展開!
アーモンドアイは素直に“買い”なのか? 他の実力馬に台頭の余地はないのか? 予想の参考にぜひご覧ください!