7日、東京競馬場で行われた第70回
安田記念(3歳上・GI・芝1600m・1着賞金1億3000万円)は、中団でレースを進めた
池添謙一騎手騎乗の3番人気
グランアレグリア(牝4、美浦・
藤沢和雄厩舎)が、直線半ばで一気に抜け出し、後方から脚を伸ばした1番人気
アーモンドアイ(牝5、美浦・
国枝栄厩舎)を寄せ付けることなく、これに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒6(稍重)。
さらに1/2馬身差の3着に2番人気
インディチャンプ(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)が入った。
勝った
グランアレグリアは、
父ディープインパクト、
母タピッツフライ、
その父Tapitという血統。前走の
高松宮記念は惜しくも差し届かず2着(3位入線繰り上がり)に敗れたが、マイルへの距離延長で見事突き抜けてみせ、昨年の
桜花賞に続くGI・2勝目を飾った。通算成績はこれで8戦5勝(重賞4勝)。
【
池添謙一騎手のコメント】
関係者がしっかり仕上げてくれていましたし、追い切りに
杉原誠人騎手が乗って良い状態に仕上げてくれていたので、まずはそこに感謝しています。
(
グランアレグリアは)道中の折り合いが大事な馬なので、そこを気を付けて進めていこうと思っていました。良いリズムの中でのあの(中団の)ポジションだったので、良いポジション取れたなと思いながら、あとは追い出しのタイミング1つだと思っていました。有力馬が後ろにいることは感じていましたが、直線入り口で蓋をされるのは嫌だったので、自信を持って動かしていきました。しっかりそこから反応してくれて、直線で抜け出してからも踏ん張ってくれました。本当によく頑張ってくれたと思います。
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安田記念ダイジェスト>
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