「
安田記念・G1」(7日、東京)
断然の1番人気に支持された
アーモンドアイが2着に敗れ、史上最多となる芝G1・8勝目の新記録達成はならなかった。3番人気の
グランアレグリアが快勝し、昨年の
桜花賞に続きG1・2勝目を挙げた。2着は
アーモンドアイ、3着は2番人気
インディチャンプが入った。
レースは
ダノンスマッシュが逃げて、
ミスターメロディが2番手で続き、やや出遅れた
アーモンドアイは後方3、4番手からの追走となった。直線に入ると中団から抜群の手応えで追いだした
グランアレグリアが馬場の真ん中を通って先頭に立ち、内から馬群をさばいた
インディチャンプが追いすがる。
アーモンドアイは外に持ち出したが、
グランアレグリアをとらえることはできず、ゴール前で
インディチャンプをかわして2着に上がるのがやっと。2馬身半差をつけられる完敗を喫してしまった。
池添は「いい状態に仕上げてくれましたし、道中もいいポジションを取ることができた。直線でも自信を持って動かしていって、抜け出してからも踏ん張ってくれました。必死で追っていたので、どのくらい差がついているか分からなかったが、
アーモンドアイは絶対にくると思っていたので最後までヒヤヒヤでした。きょうは本当にすごいメンバーを相手に勝つことができて、この馬の価値が上がったと思います。自分の仕事ができて良かったです」と殊勲の勝利に笑顔が絶えなかった。
提供:デイリースポーツ