7日、東京競馬場で行われた第70回
安田記念(3歳上・GI・芝1600m・1着賞金1億3000万円)は、中団でレースを進めた
池添謙一騎手騎乗の3番人気
グランアレグリア(牝4、美浦・
藤沢和雄厩舎)が、直線半ばで一気に抜け出し、後方から脚を伸ばした1番人気
アーモンドアイ(牝5、美浦・
国枝栄厩舎)を寄せ付けることなく、これに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒6(稍重)。
【豆知識】
◆
池添謙一騎手×
藤沢和雄調教師のタッグは重賞初制覇。
池添謙一騎手×サンデーレーシングのタッグは、2013年
有馬記念(
オルフェーヴル)以来のGI制覇。
◆
池添謙一騎手、サンデーレーシングとも
安田記念初制覇。サンデーレーシングは
JRAGI完全制覇まで、残るは
高松宮記念のみ。
◆
藤沢和雄調教師は、調教師では史上初の
JRAGI・30勝達成。初勝利は1993年の
マイルCS(
シンコウラブリイ)。
◆牝馬による
安田記念制覇は1991年
ダイイチルビー、1994年
ノースフライト、2008年・2009年
ウオッカに続き5回目。
◆前走1200mからの
安田記念制覇は2002年
アドマイヤコジーン、2013年
ロードカナロアに続き3回目。
◆
高松宮記念・
大阪杯に続き、今年の牡牝混合
JRAGIで3回目の牝馬ワンツー決着(1986年以降では年2回の時点で初)。
◆
アーモンドアイの単勝1.3倍は、
安田記念史上2位タイの低オッズ。1.1倍
ニホンピロウイナーに次ぎ、
グラスワンダー・
タイキシャトルと並ぶ。
※データは注記のあるものを除き1984年以降。