10日(水)に
川崎競馬場で、
関東オークス(JpnII)が行われます。このレースは、3歳牝馬限定で唯一の地方交流重賞。2100mの距離と小回りでコーナーがきつい川崎コースの対応も必要なレースです。中央馬は、この時期にダートの2勝クラスを勝っている牝馬が少ないので、芝実績馬や1勝クラス馬の参戦もあります。その為、中央馬の強さが年によって大きく違ってくるのが特徴。地方馬にとっては、南関東牝馬三冠路線最終戦。牝馬グランダム・
ジャパン3歳シーズン最終戦にもなっていて、上位争いをしている馬にとっては1つでも上の着順が欲しいレースです。
中央馬の注目は、UAE
オークス3着馬
セラン。UAE
オークスの評価が難しいですが、3歳で海外遠征で好走したという実績は評価しないといけません。国内でも、
プラタナス賞で
タガノビューティーの2着。呉竹賞では、
コバルトウィング(
京浜盃2着)に0.4秒差をつけて勝っています。海外帰りで3ヶ月半ぶりの課題はありますが、実績上位と言っていい存在。
全日本2歳優駿を補欠1番で出走できなかった
レーヌブランシュ。年明け初戦の
ヒヤシンスSは、スローペースの上がり勝負に対応できなかったが、距離を伸ばした
伏竜Sで出遅れながら差してきて5着。好走馬が多く出ているオープン特別上位からの参戦で、この馬も注目の1頭。他にも、芝路線から
クリスティ、
アールクインダムが参戦。
地方馬の注目は、血統・臨戦過程から今年一番の注目馬となっている
桜花賞(浦和)、
東京プリンセス賞を連勝した
アクアリーブル。2歳時の門別時代は重賞で完敗していたが、レースを使われて成長をして既に15戦。叩き上げの南関東3歳牝馬二冠馬。
母アスカリーブルが勝った12年
関東オークス以降、中央馬が勝ち続けいているレースで中央馬の勝利を止めて母を超える牝馬三冠となり、グランダム・
ジャパン3歳シーズン優勝も決めるのか。
巻き返しを狙うのが
レイチェルウーズ。
東京2歳優駿牝馬・
ユングフラウ賞を勝って5連勝をして、牝馬クラシック路線の中心だった存在。
桜花賞5着、
東京プリンセス賞4着と人気を裏切る形になったが、
アクアリーブルとの着差は縮まっています。距離の対応が課題になりそうだが、素質は見劣りしない。
全馬にとって未知の距離になる2100m。6年連続地方馬が馬券圏内に好走中のレース傾向からも、中央馬のみではなく地方馬にも注意が必要。距離・コースの適性判断が重要なレースになっています。
(文=nige)
【
関東オークス推し馬キャンペーン】(外部サイト)
3歳ダート女王を決める一戦
関東オークス、あなたはの推し馬はどの馬!?特設サイトからTwitterで応援メッセージを投稿しよう!応援メッセージを投稿した方には、抽選でオリジナルクオカードが当たります。詳しくは
こちらから
【netkeibaプレゼンツ
関東オークススペシャル予想サイト】
netkeibaが誇る人気予想家が
関東オークスを徹底攻略!!人気予想家3名の予想を無料公開!また
関東オークスの予想購入に使えるポイントを、サイト訪問者全員に300ポイントプレゼント!詳しくは
こちらからから