「新馬戦」(13日、東京)
新進気鋭のトレーナーが期待の良血馬を送り込む。土曜東京5R(芝1400メートル)でデビューする
トレジャーアイル(牡、美浦・宮田)だ。14年NHKマイルC、16年
マイルCSを制した新種牡馬
ミッキーアイルを父に持ち、半姉に19年京都牝馬S勝ち馬
デアレガーロがいる。
最終リハは11日、美浦坂路で併せ馬。4F55秒5-39秒8-12秒5の時計で、僚馬
シーレカズマ(2歳新馬)を2馬身半突き放した姿に、宮田師は「自分から前に出ていたし、いい動きでした」と安どの表情を浮かべる。
今年3月に開業した39歳の指揮官は、既に5勝と上々の発進を決めている。師にとって初めての2歳戦。鞍上に名手ルメールを確保した。「まだ良くなる余地はあります。ただ、とにかく格好はつけてほしいですね」と華々しい門出を願っている。
提供:デイリースポーツ