「新馬戦」(14日、阪神)
兄のかなえられなかった夢へ-。日曜阪神5R(芝1600メートル)に出走する
グランデフィオーレ(牝、父
ドゥラメンテ、栗東・藤岡)。最終追いは11日、栗東CWで
ホワイトロッジ(3歳未勝利)を2馬身半差で追走すると、しぶとく伸びて、併入に持ち込んだ。6F83秒1-37秒5-12秒3に、藤岡師は「動きがいい。前向きでスタートも速い。新馬向き」と手応えをつかむ。
祖
母ヒカルアモーレ、
母グランデアモーレがともに新馬勝ちを果たしており、異父兄
グランデマーレは新馬-
葉牡丹賞と連勝。
ロードカナロア産駒の兄はクラシック候補とうたわれた逸材だった。骨折で夢は幻となったが、復帰を目指して休養している。「女の子だし、馬のタイプは違うけど軽い走りをする。上もレコードで勝ったぐらいで、この馬もスピードがある。能力は高い」とトレーナーは妹のポテンシャルに期待の弁。川田を背に、まずは初戦をVで飾る。
提供:デイリースポーツ