現地時間13日、アイルランドのカラ競馬場で牝馬クラシックの初戦、愛1000ギニー(G1・3歳牝・芝1600m・11頭立て)が行われた。
先行した2番人気
ピースフル(牝3、S.ヘファナン騎手)が直線半ばで先頭に立ち、後方から追い込んだ
ディープインパクト産駒、4番人気
ファンシーブルー(牝3、D.マクドノー騎手)の追撃を退け、2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分38秒19(良)。
さらにアタマ差の3着に3番人気ソーワンダフル(牝3、W.ローダン騎手)が入り、3頭出しの同馬主(M.テイバー氏ら)が1〜3着を独占。
調教師のオブライエン父子は父エイダン厩舎が1,3着、次男ドナカ厩舎が2着、さらに4着には長男
ジョセフ厩舎のニューヨークガール(牝3、S.クロース騎手)が入った。エイダン厩舎は昨年のハモサに続く連覇で、このレース9勝目。
昨年のマルセルブサック賞(仏G1)覇者で1番人気のアルビグナ(牝3、S.フォー
リー騎手)は、伸びを欠いて6着に敗れた。
ピースフルは
父Galileo、
母Missvinski、
その父ストラヴィンスキーという血統。通算成績は4戦2勝。重賞初出走でのクラシック戴冠となった。
また、
Galileo産駒はこれで85頭目のG1馬誕生となり、
デインヒルを抜いて新記録を樹立した。