高松宮記念・3着以来となるダイアトニックに注目したい。昨年のスワンSに続く重賞2勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■6/21(日)　函館スプリントS(3歳上・GIII・函館芝1200m)

　ダイアトニック(牡5、栗東・安田隆行厩舎)は今年に入ってから、京都金杯で2着、阪急杯で3着(2位入線降着)、そして高松宮記念で3着(4位入線繰上り)と惜しい競馬を続けている。今回は初の函館コースと斤量58kgがカギとなるが、勝って秋に向け弾みを付けたいところだ。鞍上は武豊騎手。

　ライトオンキュー(牡5、栗東・昆貢厩舎)は昨年11月の京阪杯を差し切りV。今年4月に他界した名種牡馬シャマーダルの産駒としてJRA重賞初制覇を飾っている。今回は当初予定していたドバイが中止になった影響もあって7か月ぶりの実戦となるが、洋芝は合うだけにいきなりの好走を期待したい。鞍上は引き続き古川吉洋騎手。

　その他、マイラーズC除外から仕切り直しとなるフィアーノロマーノ(牡6、栗東・高野友和厩舎)、シルクロードSで2着のエイティーンガール(牝4、栗東・飯田祐史厩舎)、高松宮記念で5着のシヴァージ(牡5、栗東・野中賢二厩舎)、リステッドの春雷Sで2着のマリアズハート(牝4、美浦・菊沢隆徳厩舎)、前走を勝ってオープン入りしたスイープトウショウの仔スイープセレリタス(牝4、美浦・藤沢和雄厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時25分。