16日にイギリスの
アスコット競馬場では
キングズスタンドS(3歳上・G1・芝直線1000m・11頭)行われる。近2年はゴドルフィン所有の
ブルーポイントが連覇を果たしており、昨年のカルティエ賞最優秀ス
プリンターである同馬の引退後の短距離路線を占う意味でも注目の一戦。
バターシュ(セ6、英・C.ヒルズ厩舎)は2017年のアベイドロンシャン賞(仏G1)の覇者で、2018・19年の本レース2着馬。いずれも
ブルーポイントの後塵を拝しており、ラ
イバルがターフを去った今回、3度目の挑戦で悲願の
キングズスタンドS制覇を狙う。鞍上は過去2回と同じJ.クロウ
リー騎手。
グラスス
リッパーズ(牝4、英・K.ライアン厩舎)は昨年のアベイドロンシャン賞を勝利し、G1初制覇を果たした。それまでは重賞クラスでは壁があったが、夏を境にフランスで3連勝と成長を見せた。再び直線競馬でG1・2勝目を狙う。鞍上はT.
イーヴス騎手。
リバティビーチ(牝3、英・J.クイン厩舎)は3歳牝馬ながらここで上位人気。勝ち鞍はまだ英G3・モールコームSが最高だが、ここまで7戦5勝・2着1回と安定した成績を残しており、また他馬と違って6月7日に今年初戦を走っている。一気の戴冠なるか。鞍上はJ.ハート騎手。
発走予定時刻は現地時間16日15時35分(日本時間23時35分)。