現地時間17日、イギリスの
アスコット競馬場でG1・
キングズスタンドS(3歳上・芝直線1000m・11頭立て)が行われた。
英競馬
メディアが「
Rocket!」と評したほどの加速で、1番人気
バターシュ(セ6、J.クロー
リー騎手)が、ラスト400m付近で先頭へ進出。そのまま後続を突き放し、最後方から追い込んだ同厩舎の4番人気エ
クイラテラル(セ5、J.ドイル騎手)に2.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは58秒64(稍重)。
エ
クイラテラルから短頭差の3着には、中団から末脚を伸ばした2番人気リバティビーチ(牝3、J.ハート騎手)が入った。
バターシュは父
Dark Angel、
母Anna Law、その父
Lawmanという血統。イギリスのC.ヒルズ厩舎の管理馬。
キングズスタンドSは2年連続で
ブルーポイントの後塵を拝す2着に敗れていたが、
ブルーポイント不在の今年は断然人気に応えての完勝となった。2017年アベイドロンシャン賞(仏G1)、2019年ナンソープS(英G1)に続く短距離G1・3勝目。通算成績は21戦11勝。