「ユニコーンS・G3」(21日、東京)
ヒヤシンスS1着以来4カ月ぶりとなる外国産の大器
カフェファラオが17日、美浦Wで最終リハ。休み明けを感じさせない力強い動きを披露した。
プルクラ(4歳1勝クラス)を相手に2馬身先行する形でスタート。直線で馬体を合わせると、引っ張り切りの手応えのまま、軽々と5F67秒7-39秒8-12秒6の好タイムをマークした。
派手なアクションこそなかったが、迫力満点の脚さばきは文句なし。2週続けて手綱を取ったレーンも「気分良く走っていて、先週より馬は良くなっている。コントロールがしやすいタイプで乗りやすいね」と好感触をつかんだ。
デビュー戦は逃げて10馬身差の圧勝。前走は出遅れて最後方を進みながらも、最後は抑える余裕を見せて完勝した。森助手は「中間はゲート駐立を練習して良くなっています。経験を積んでいない分、不利な面がある中でも2連勝。能力は通用すると思っています」と期待を寄せる。
デビュー2戦のレースぶりをVTRでチェックしたというレーンは「若い馬で経験は浅いが、間違いなく能力はある」と高く評価。無傷3連勝で砂王へと続く道を突き進む。
提供:デイリースポーツ