「ユニコーンS・G3」(21日、東京)
決戦に向けて、しっかりと追い込んだ。
タガノビューティーは17日、栗東坂路で最終追い切りに臨み、4F53秒8-39秒4-12秒7を計時。冷静に制御を利かせながらも、力強い脚取りで坂上へ到達した。
勝負どころでギアが上がるように、しっかりと負荷をかけてつくり込んできた。「先週6Fからやっていますし、輸送もあるので上がりだけ伸ばしました。1回叩いての上積みがありますね」と西園師。約3カ月ぶりだった前回を使って、気配がグンと上向いてきたことを強調した。
「東京のこの距離は合っていますから。状態はすごくいい。結果を出していかないと、と思っています」。指揮官のタクトに応える準備は整った。切れ味鋭い末脚に磨きをかけ、逆転の一打を放つ。
提供:デイリースポーツ