昨年末、
東京大賞典で見事
モジアナフレイバー・
ノンコノユメの激走を予言したAI予測エンジン『
AlphaTwinkle』。AIならではの膨大なデータ処理によって導き出される予想は斬新かつ期待値が高い。
今回は枠順・騎手という大きなポイントを加えて導き出した「最終結論」を公開する。
「ローテ」「血統」「脚質」「馬齢」さらに「馬券妙味」など様々な
ファクターを踏まえた上で、「枠順」「騎手」など出走確定後の要素を加えたAI予想の推奨馬5頭はこちら。
◎
ケイティブレイブ◯
ノンコノユメ▲
モジアナフレイバー△
オメガパフューム△
ストライクイーグル 出走メンバーの事前情報だけでは「上位人気馬で平穏に終わるのでは」と予想していたAIだが、枠順・騎手を考慮すると一変、強気に穴馬を推奨する結果となった。各要素の重要度の割合をレースごとに判断するAIならではの柔軟な変わり身かもしれない。各馬の評価は以下の通り。
◎
ケイティブレイブ枠順発表前から「妙味」でナンバーワン評価を得ていた
ケイティブレイブが、そのままトップをキープ。大外枠ということで枠順評価では大きなマイナスとなったものの、他の要素でカバーした。特に注目したいのは、鞍上の長岡騎手への高評価だ。長岡騎手はデビュー9年目で重賞未勝利ではあるものの、AIは馬との相性を重視した。2戦連続で
ケイティブレイブを好走させた手腕に期待する。オッズ的にもまさに狙い目の1頭だ。
◯
ノンコノユメAIが大井2000mで「9番枠の複勝率が良い」という点に着目し、評価を伸ばした。内枠が有利と注目されがちな中で、枠人気の盲点になりそうだ。鞍上の真島騎手が大井の攻略法を熟知している点も心強い。単純な騎手評価では中央の騎手に届かなかったものの、大井という舞台での「妙味」では高い数値を叩き出した。鋭い末脚で、追い込みを狙う。
▲
モジアナフレイバー枠順発表後に評価が急上昇した1頭。総合評価はそれほど高くないものの、この人気・この枠順であれば「買い」と判断した。鞍上の繁田騎手も真島騎手同様に、大井で穴馬を持ってこられる騎手。ハマれば面白い存在だ。
△
オメガパフュームは馬券的な旨味がないものの、騎手評価も高く、上位人気馬の中でも信頼度が高い。馬券的にも外せない1頭という判断になった。△
ストライクイーグルは大穴狙いになるが、こちらはレース間隔良し・コース経験良し・2連勝中で勢い良しと、三拍子揃ったことで抜擢された。6番手評価は
チュウワウィザードで、こちらは実力に関しては申し分ないが、馬券妙味に疑問符がついた。決して低い評価ではないため、手を広げる余裕があるなら絡めてみるのも良さそうだ。
一方で、「消し」になった人気馬も。
AIは
クリソベリルを「人気先行型」と判断。サウジアラビア遠征からのレース間隔を踏まえると不安要素の大きな1頭と考えた。さらには国内で初となる57キロという斤量にも若干の不安を残す。
また、AIは
ルヴァンスレーヴも強気の「消し」評価。長期休み明け2走目で、まだ調子が上がりきっていないだろうという計算だ。前走の
かしわ記念では7頭中5着と物足りない結果で、人気以上の走りは難しそうだ。
上半期のダートの大一番を制するのはどの馬か?
帝王賞は本日6/24(水)20:05いよいよ発走!