現地時間20日、アメリカのベルモントパーク競馬場でG1・
ベルモントS(3歳・ダ1800m・10頭立て)が行われた。
3番手から進んだ断然人気ティズザロー(牡3、M.フランコ騎手)が4コーナーで逃げ馬をとらえると以降は後続を突き放し、中団から末脚を伸ばした3番人気ドクターポストに3.3/4馬身差をつけての完勝を収めた。勝ちタイムは1分46秒53(良)。
ドクターポストから1.1/2馬身差の3着には後方から追い込んだ5番人気
マックスプ
レイヤー(牡3、J.ロザリオ騎手)が入った。
2番人気タピットトゥウィン(牡3、J.ヴェラスケス騎手)は5着、日本産馬カ
ラコンティの産駒で4番人気のソールボランテ(セ3、L.パニチ騎手)は6着だった。
ティズザローは父
Constitution(
その父Tapit)、
母Tizfiz、母
父Tiznowという血統。アメリカのB.タッグ厩舎の管理馬。
通算成績は6戦5勝。重賞は昨年のシャンペンS(米G1)、今年の
ホーリーブルS(米G3)、フロリダダービー(米G1)に続く4勝目。
ベルモントSは、例年はアメリカクラシック三冠競走の最終戦・ダート2400mで行われるが、今年は新型コ
ロナウイルスの影響で第1戦
ケンタッキーダービー、第2戦
プリークネスSが秋まで延期。
ベルモントSが第1戦として、距離を短縮して行われた。