2020年上半期の総決算に、GI馬8頭を中心として好メンバーが揃った。その中でも
サートゥルナーリアに注目したい。昨年の
皐月賞以来となるGI制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/28(日)
宝塚記念(3歳上・GI・阪神芝2200m)
サートゥルナーリア(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)はこれまで
ホープフルSと
皐月賞でGIを2勝。そして、強豪が揃った昨年末の
有馬記念でも2着と好走している。今回は
金鯱賞を快勝して以来3か月ぶりの実戦となるが、久々でも結果を出してきた馬。GI・3勝目を期待したい。鞍上は
C.ルメール騎手。
ラッキーライラック(牝5、栗東・
松永幹夫厩舎)は昨秋の
エリザベス女王杯で復活の勝利を飾り、その後も好調を持続。前走の
大阪杯では接戦をものにして、3つ目のGIタイトルを手にした。続く
M.デムーロ騎手とのコンビで、GI連勝&父
オルフェーヴルとの親子制覇を狙う。
クロノジェネシス(牝4、栗東・
斉藤崇史厩舎)は昨年の
秋華賞馬。前走、休み明けの
京都記念を制して臨んだ
大阪杯は惜しくもクビ差の2着に敗れたが、勝った
ラッキーライラックとはコース取りの違いもあった。ここでその雪辱なるか。鞍上は
北村友一騎手。
その他、一昨年の
有馬記念などこれまで重賞5勝の
ブラストワンピース(牡5、美浦・
大竹正博厩舎)、
香港ヴァーズを制して以来となる
グローリーヴェイズ(牡5、美浦・
尾関知人厩舎)、昨年2着の
キセキ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)、一昨年のダービー馬
ワグネリアン(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)、
天皇賞・春で2着の
スティッフェリオ(牡6、栗東・
音無秀孝厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。