「ユニコーンS・G3」(21日、東京)
次元の違う強さを見せつけた。
カフェファラオがデビューから無傷の3連勝で重賞初制覇。スタートを決めて徐々にポジションを上げながら、3角では2番手に浮上。直線半ばで追いだされると、後続に5馬身差をつける圧勝劇で1番人気に応えた。
初めてコンビを組んだレーンは「2番手につけることは考えていなかったが、そこでペースがゆっくりになって、折り合いがついたのが良かった。直線では残り300メートルあたりからいい末脚を使ってくれた」と振り返った。
1分34秒9の勝ち時計は、18年
ルヴァンスレーヴを0秒1更新するレースレコード。見事な勝ちっぷりに、鞍上は「とても強い馬だ。世界のダート戦にそれほど詳しくはないが、どのオプションでも考えていいぐらいの馬だよ。まだ全てを見せていないからね」と能力の高さを絶賛した。
アメリカンファラオ産駒としてJRA重賞初出走で初勝利。15年に米クラシック三冠を制し、同年のBCクラシックも勝利した父のように、歴史的な名馬を目指す。
提供:デイリースポーツ