「
優駿スプリント・S2」(23日、大井)
開催2日目の11Rで行われ、
カプリフレイバーが初重賞制覇を成し遂げた。断然の1番人気に応え、圧倒的な逃げ切りを決めた。2着は9番人気の
ブロンディーヴァ、3着には10番人気の
キングキャヴィアが入った。なお、1着馬は「
習志野きらっとスプリント・S1」(7月22日・船橋)、1、2着馬は「アフター5スター賞・S3」(9月8日・大井)の優先出走権を獲得した。
カプリフレイバーが持ち前のスピードを存分に発揮して、南関東3歳ス
プリント王の座に就いた。レースは、ダッシュを利かせてハナへ。主導権を握り、軽快なリズムを刻む。直線では好位から
ブロンディーヴァが迫るが、二枚腰を発揮してそのまま力強く押し切った。繁田健は「スタートはうまく出た。道中も
リラックスして走ってくれた」と相棒をたたえた。
1200メートル以下は5戦全勝。快足ぶりは目を見張るものがある。「スピードと
パワーがあるのがいいところ。オーナーと相談して、馬が大丈夫なら
習志野きらっとスプリントに行きたい」と稲益貴師。今後も短距離戦線で活躍が期待できそうだ。
ブロンディーヴァ(2着)「勝った馬は強かったが、牝馬だし、よく頑張った。枠も良かったし、短い距離にもメドが立ったと思う」(御神本訓)
キングキャヴィア(3着)「前走が千五だったせいか、前半は置かれたけど、道中の手応えは良かった。最後は外を回らざるを得ず、もう少しうまく乗れていれば」(本橋孝)
スティールペガサス(4着)「直線で前が開かなかったが、それで4着だからいいものを持っている。血統的にも短いところが合ってるし、先々楽しみな馬」(的場文)
ストーミーデイ(5着)「結果的に1回使ってればとも思うけど、大井の代表格として力は見せられた。馬体重増は乗っていて違和感はなかった」(
笹川翼)
提供:デイリースポーツ