23日、
大井競馬場で行われた第10回
優駿スプリント(3歳・重賞・ダ1200m・1着賞金2000万円)は、先手を取った
繁田健一騎手騎乗の1番人気
カプリフレイバー(牡3、船橋・
稲益貴弘厩舎)が、そのまま後続を寄せ付けずゴールまで押し切り、好位から脚を伸ばした9番人気
ブロンディーヴァ(牝3、川崎・
内田勝義厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分12秒5(不良)。
【
繁田健一騎手】
「人気も背負っていたので、勝てて良かったです。自分の中では、まっすぐ走れば勝てると思っていたので、自信を持って乗りました。
スタートはもう天下一品なので、ポーンと上手く出られたと思います。道中も結構力を抜いて上手く走れるので、来たら来ただけ伸びるとわかっていますし、
リラックスして走ってくれました。
まだ体がユルくて、それでこれだけ走れるので、もうちょっと固まってくれば、もっと走れると思います。
今こういう事態で競馬場には皆さま来られませんが、また皆さんが来られるのをいつも楽しみにして待っています。
明日(
帝王賞)は、
モジアナフレイバーが出ますので頑張ります」
【
稲益貴弘調教師】
「オーナーはじめ、
カプリフレイバーをサポートしていただいた皆さまに、感謝の気持ちで一杯です。今日は最高の出来で臨めたので、良かったと思います。
ポンとハナに行って、まっすぐに走れば勝てると思っていたので、安心して見ていました。直線も、(後ろから)来たらまた伸びる馬です。スピードと
パワーのある馬です。
今後ももちろん期待していますけど、故障させないように大事に使っていきたいと思っています。
(次走は)馬の様子を見てオーナーと相談して、馬が大丈夫なら、船橋の
習志野きらっとスプリントに行きたいと思っています。
早くコ
ロナウイルスが収束して、競馬場にファンの皆さまが来られるのを祈っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)