24日の大井競馬第1R(3歳・ダ1600m・12頭)は先手を取った
笹川翼騎手騎乗の2番人気
カナディアンロブ(牡3、大井・
荒山勝徳厩舎)が、第3コーナーから徐々に後続との差を広げ、最後は
的場文男騎手騎乗の1番人気
ケンシロウ(牡3、大井・
井上弘之厩舎)に9馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分43秒4(不良)。この勝利により
笹川翼騎手は8934戦目で
地方競馬通算900勝を達成した。
笹川騎手は1994年7月17日生まれの25歳。初騎乗は2013年4月で、TCK所属騎手ではデビューから最速での900勝達成となった。
【
笹川翼騎手のコメント】
「ここまで怪我なく来れたのが一番です。
今日の(900勝達成の)馬のように、速い馬に乗せていただいています。上にはたくさんの優秀な先輩達がいますので、まだまだこれからです。これで満足することなく、一勝一勝積み上げていきたいと思います。
(大井競馬の最速達成は)それは単純に嬉しいですが、何より無事に怪我なく、休まないで乗れたことが一番の要因だと思います。自分の中では、唯一自分を褒められるところかなあと思っています。これからも、怪我とかは付きものとは思うんですが、自分にも人にも怪我させないよう、気を引き締めていたいと思っています。
これからも、誰からも信頼されるジョッキーでありたいと思います。
次の1000勝は、絶対にたくさんのお客様の前で挙げたいと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)