netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
宝塚記念の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
森田直行厩舎×
池添謙一騎手(
モズベッロ)】
日経新春杯、
日経賞、
天皇賞(春)に続いてこのコンビを紹介。
「直近1年」の「
森田直行厩舎×
池添謙一騎手」成績は8-5-1-14で複勝率50.0%、複勝回収率131.8%。次位の
松山弘平騎手が2-1-0-11なので、圧倒的な数字だと言える。注目すべきは14回の馬券絡みのうち1番人気は2回だけという点。直近では
ダイメイコリーダで挑んだ5月24日の鳳雛Sを5番人気2着している。人気馬ばかりではない中での複勝率50.0%は出色の好成績で、相性の良さが際立っている。
ちなみに「直近5年」成績は9-6-1-24。この数字から好走例の大半が「直近1年」に偏っていることがよく分かる。急速に信頼関係を深めている「
ゴールデンコンビ」だ。
池添騎手は
モズベッロに過去3回騎乗して1-1-0-1。
日経新春杯優勝、
日経賞2着という実績がある。前走の
天皇賞(春)はさすがに距離が長かった印象だ。今回は適距離に戻り、急坂コースの実績も十分。相手は強力だが、能力さえ出し切れれば巻き返しがあっても何ら不思議ではない。