現地時間27日、アメリカの
チャーチルダウンズ競馬場でG2・
フルールドリスS(4歳上牝・ダ1800m・7頭立て)が行われた。
レース序盤は後方から進んだ1番人気
ミッドナイトビズー(牝5、M.スミス騎手)が徐々に位置を押し上げ、直線に向いたところで先頭へ。最後は好位から粘り込んだ6番人気モーションエモーション(牝4、J.ルパルー騎手)に8.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分48秒99(良)。
1.1/2馬身差の3着は4番人気アナザーブロード(牝5、J.ヴェラスケス騎手)。昨年のケンタッキー
オークス(米G1)覇者で2番人気の
セレンゲティエンプレス(牝4、J.タラモ騎手)はハナを切ったが粘りを欠き、さらに1/2馬身差の4着に敗れた。
ミッドナイトビズーは、父が
Mr. Prospector系の
Midnight Lute、
母Diva Delite、その父
Repentという血統。アメリカのS.アスムッセン厩舎の管理馬。
2月のサウジC(2着)以来、4ヶ月ぶりの復帰戦だったが、圧倒的なパフォーマンスで勝利を収めた。通算成績は21戦13勝で、勝ち鞍は全て重賞(うちG1・5勝)。