28日にアイルランドのカラ競馬場で行われたプリティポリーS(G1・3歳上・牝・芝2000m・5頭)は、好スタートから先手を取ったS.ヘファナン騎手騎乗の
マジカル(牝5、愛・A.オブライエン厩舎)が直線で抜け出し、最後は2着のカイエンペッパー(牝3、愛・J.ハリントン夫人厩舎)に4.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分12秒29(良)。
3着には
マジカルの僚馬フリーティング(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)が入った。
マジカルは
父Galileo、
母Halfway To Heaven、
その父Pivotalという血統。日本の
ディアドラ(3着)も出走した昨年の英チャンピオンS勝利後、米遠征を前にして熱発となり、そのまま現役を引退する予定となっていたが、それを撤回し今年も競走生活を続け、これがG1・5勝目となった。通算成績は22戦10勝。