7月5日に福島競馬場で行われる
ラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、中山競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが3番と6番。3回で4番、15番が続き、2回が1番、2番、7番、11番、14番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-1-15 複勝率16.7% 複勝回収率73%
2枠 2-3-3-10 複勝率44.4% 複勝回収率134%
3枠 1-1-2-14 複勝率22.2% 複勝回収率241%
4枠 0-1-0-18 複勝率5.3% 複勝回収率11%
5枠 1-1-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率42%
6枠 1-2-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率62%
7枠 2-0-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率46%
8枠 2-1-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率109%
2枠は複勝率44.4%と優秀な数値を記録しており、昨年は3着以内にこそ届かなかったものの、
ダディーズマインド(2枠3番)が7人気4着(3着とはクビ差)と健闘し、16頭中15人気の
ポルーニン(2枠4番)も8着で入線を果たしている。なお、13年には14人気の
カシノピカチュウ(2枠4番)が勝ち馬とタイム差なし2着に好走していたことも覚えておきたい。
複勝回収率においては隣枠の3枠が241%と圧巻。15年
マルターズアポジー(3枠6番・12人気3着)や12年
オペラダンシング(3枠5番・16人気3着)が二桁人気で激走するほか、16年
ダイワドレッサー(3枠6番・9人気2着)はデータ集計期間内で好走した唯一の牝馬だ(牝馬の成績は「0-1-0-17」)。