現地時間4日、イギリスの
エプソム競馬場でG1・
オークス(3歳牝・芝2410m・8頭立て)が行われた。
道中は後方から進んだ1番人気ラヴ(牝3、R.ムーア騎手)が、直線半ばで先行各馬をとらえると後は独走態勢。僚馬で3番人気のエニス
タイモン(牝3、S.ヘファナン騎手)に9馬身差をつけての圧勝を収めた。勝ちタイムは2分34秒06(良)はレースレコード。従来のレコードは2017年
エネイブルの2分34秒13。
2番人気
フランクリーダーリン(牝3、L.デットーリ騎手)は、エニス
タイモンから3/4馬身差の3着だった。
ラヴは
父Galileo、
母Pikaboo、
その父Pivotalという血統。
前走の1000ギニー(英G1)に続く連勝で英牝馬クラシック二冠を達成。重賞はそのほか昨年のモイグレアスタッドS(愛G1)、シルバー
フラッシュS(愛G3)を制している。通算成績は9戦5勝。
管理するアイルランドのA.オブライエン調教師は
オークス通算8勝目。近7年では4勝で、3勝のJ.ゴスデン調教師と2人で勝敗を分け合っている。