現地時間5日、フランスの
シャンティイ競馬場でG1・仏
オークス(ディアヌ賞、3歳牝・芝2100m・11頭立て)が行われた。
逃げた1番人気
アルパインスター(牝3、S.パスキエ騎手)と、好位でレースを進めた3番人気
ファンシーブルー(牝3、P.ブドー騎手)、4番人気(タイ)
ピースフル(牝3、S.ヘファナン騎手)、2番人気ラービアー(牝3、C.デムーロ騎手)の4頭が、最後の直線でデッドヒート。
この争いを
ファンシーブルーが制し、2着
アルパインスターに短首差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分5秒46(稍重)。
アルパインスターとアタマ差の3着が
ピースフル、さらにアタマ差4着にラービアーが入った。
ファンシーブルーは
父ディープインパクト、
母チェンチコヴァ、
その父Sadler's Wells。伯父にG1・6勝馬High
Chaparralがいる血統のアイルランド産馬。管理するのはアイルランドの名伯楽エイダン・オブライエン調教師の次男で、21歳のドナカ・オブライエン調教師。
通算成績は4戦3勝。唯一の敗戦は前走の愛1000ギニー(愛G1)で、
ピースフルの2着だった。
ディープインパクト産駒は、2012年の仏1000ギニー(仏G1)を制した
ビューティーパーラー、2018年の仏ダービー(仏G1)を制した
スタディオブマンに次ぐ、同国でのクラシック制覇となった。