現地時間11日、イギリスのニューマーケット競馬場でG1・
ジュライC(3歳上・芝直線1200m・12頭立て)が行われた。
馬場の中央、好位でレースを進めたのが6番人気
オクステッド(セ4、C.
ファロン騎手)。ラスト300m付近で先頭に立つと内ラチ沿いへと持ち出し、中団から末脚を伸ばした2番人気スケプ
ティカル(セ4、L.デットーリ騎手)の追撃を1.1/4馬身振り切って優勝した。勝ちタイムは1分9秒59(良)。
前走
コモンウェルスC(英G1)覇者で1番人気の
ゴールデンホード(牡3、A.
カービー騎手)はさらにクビ差の3着だった。
オクステッドは、父は
Danzig系の
Mayson、
母Charlotte Rosina、
その父Choisirという血統。イギリスのR.ティール厩舎の管理馬。
前走アバーナントS(英G3)に続く重賞連勝、G1初出走での戴冠となった。通算成績は9戦4勝。
21歳の鞍上、シーレン・
ファロン騎手もこれがG1初制覇。父は英リーディングを6度獲得した名手キーレン・
ファロン元騎手。