スマートフォン版へ

【函館2歳S 血統データ分析】世代最初の重賞らしく、新種牡馬の産駒も活躍

  • 2020年07月17日(金) 10時00分
 18日に函館競馬場で行われる函館2歳S(2歳・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる3回の馬券絡みがダイワメジャー、2回でキンシャサノキセキが続く。複数回好走実績のある種牡馬は2頭に限られ、昨年はキズナ産駒が重賞初制覇を達成したように、新種牡馬の活躍も目立つ傾向にある。

 初出走となるFrankel産駒はモンファボリが上位人気と目される。2代母Darling My Darlingゼンノロブロイの半姉にあたる血統で、近親のタガノエリザベートロックディスタウンは2歳重賞で活躍。本馬も従来の2歳コースレコード(函館芝1200m)を0秒5も更新した完成度の高さが強みだろう(同産駒のコース成績は「3-0-0-5」複勝率37.5%・複勝回収率98%)。

 同じく初出走となるマクフィ産駒のルーチェドーロも、函館ダート1000mの2歳コースレコードを更新した快速馬。母アラフネは11年すずらん賞の勝ち馬で、父の産駒も仕上がりの早さには定評がある(同産駒のコース成績は「0-0-1-1」複勝率50.0%・複勝回収率950%)。

 新種牡馬モーリス産駒からは、延べ26頭目の出走(地方含む)で父に待望の産駒初勝利をプレゼントしたカイザーノヴァが出走予定。母ステラリードは札幌芝1200mで代替開催された09年函館2歳Sの勝ち馬なので、本競走では母子制覇がかかることになる(同産駒のコース成績は「1-0-0-2」複勝率33.3%・複勝回収率126%)。

 ロードカナロア産駒は「0-0-0-2」。未だ好走例こそないものの、今年の函館スプリントSをダイアトニックが制したように、父は函館芝1200mで種牡馬として異彩を放つ。同産駒からはフォドラが出走予定(同産駒のコース成績は「14-12-8-52」複勝率39.5%・複勝回収率83%)。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す