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【函館記念】アドマイヤジャスタ大波乱!待望の重賞初V 伏兵激走で3連単300万超え

デイリースポーツ
  • 2020年07月20日(月) 06時39分
 「函館記念・G3」(19日、函館)

 北で、西で、重賞の舞台で大波乱が続いた。函館記念を制したのは15番人気のアドマイヤジャスタ。2歳時にホープフルSで2着に好走した素質馬が、中団から鮮やかに抜け出し、重賞初制覇を達成した。また、中京記念では、しんがり18番人気のメイケイダイハードが大金星。ともに3連単の配当が300万円を超え、それぞれのレースの最高払戻金額を更新した。さらにWIN5は約1年4カ月ぶりにキャリーオーバーとなった。

 手が届きそうで、なかなか届かなかったタイトルを北の大地で獲得した。直線で鮮やかに突き抜けたのはブービー人気のアドマイヤジャスタ。18年12月のホープフルSでサートゥルナーリアの2着に入った素質馬が、見事に復活を果たした。「ビックリしたけど、うれしいです」。初コンビを組んだ吉田隼も、このVには驚きを隠せない様子だった。

 道中は中団を追走。4角手前でスパートを仕掛け、そのまま押し切った。鞍上は「前に強い馬を見ながら、いいところで競馬ができた」と振り返る。スタート後に理想の位置を確保。そのあともスムーズなレース運びができた。「最後に気を抜くところあるので、そこは気をつけました」と、最後まで集中力を欠くことなく、しっかり追って1馬身半差の快勝劇。全てがシナリオ通りだった。

 G1・2着の実績がありながら、重賞では苦戦が続いた。復活のために試行錯誤を重ねた須貝師の「ホッとしました」という言葉に実感がこもる。父は自身が管理したジャスタウェイ。「ハーツクライの血統は、4歳を過ぎてからどんどん変わる。晩成型だから」と、これからの活躍に期待を寄せた。

 今後のローテーションについて、トレーナーは「洋芝は上手だし、札幌記念(8月23日・札幌)という案もあるが、そこは馬の様子を見てから決めたい」と話した。サマー2000シリーズを意識しつつも、次戦については慎重に決める方針だ。北の大地で復活Vを果たした4歳馬が、次のステージでどんな走りを見せるか注目だ。

提供:デイリースポーツ

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