例年に劣らず好メンバーが揃ったマイル重賞。秋のダート
グレード戦線を占う上でも楽しみな一戦となる。主な出走馬は以下の通り。
■7/29(水)
マイルグランプリ(3歳上・SII・大井ダ1600m)
ヒカリオーソ(牡4、川崎・
岩本洋厩舎)はこれまで重賞を4勝しており、今年の
川崎記念で2着という実績もある。前走の
帝王賞は鼻出血明けの一戦で、かつ相手も揃っていたので悲観する敗戦ではなかった。ここで仕切り直しといきたいところだ。鞍上は
山崎誠士騎手。
カジノフォンテン(牡4、船橋・
山下貴之厩舎)は前走の
京成盃グランドマイラーズで重賞初制覇。昨年からの成長ぶりには目を見張るものがあり、
川崎マイラーズで1度敗れたとはいえ、まだ底を見せていない。今の充実ぶりなら、久々の大井でも期待できるだろう。鞍上は
張田昂騎手。
グレンツェント(牡7、大井・
藤田輝信厩舎)は2走前の
川崎マイラーズで、地方転入後の重賞初勝利。実に3年4か月ぶりとなる勝ち星をあげ、改めて地力の高さを示した。
マイルグランプリは昨年2着しており、条件替わりに不安はない。転入後の重賞2勝目なるか。鞍上は
本田正重騎手。
コパノジャッキー(牡5、大井・
荒山勝徳厩舎)は現在3連勝中。ここ2戦は今回と同条件の大井マイルで1秒以上の着差を付け圧勝を飾っている。重賞はこれが初挑戦となるが勢いは侮れず、いきなり通用してもおかしくないだろう。鞍上は
森泰斗騎手。
他にも、
フェブラリーS以来の休み明けとなる
ミューチャリー(牡4、船橋・
矢野義幸厩舎)、昨年の覇者
ワークアンドラブ(牡5、大井・
荒山勝徳厩舎)、
川崎マイラーズで2着の
リッカルド(セ9、船橋・
佐藤裕太厩舎)、
フジノウェーブ記念覇者
トロヴァオ(牡7、大井・
荒山勝徳厩舎)、昨年の
JBCクラシックで3着の
センチュリオン(牡8、浦和・
小久保智厩舎)らも上位争いの圏内。
発走は20時10分。
■調教追い切り動画