28日、
大井競馬場で行われた
東京記念トライアル(3歳上・OP・ダ2400m・1着賞金610万円)は、好位から進め第3コーナーで先頭に立った
真島大輔騎手騎乗の4番人気
ホーリーブレイズ(牡6、大井・
福永敏厩舎)が直線で後続との差を一気に広げ、最後は2着の3番人気
トーセンブル(牡5、船橋・
山中尊徳厩舎)に2.6秒をつける大差で優勝した。勝ちタイムは2分33秒9(稍重)。
勝った
ホーリーブレイズは父
フリオーソ、
母スキャニングジョイ、
その父スキャンという血統。
JRAではオープンまで出世し、この馬も今回が南関東への移籍初戦だった。これで通算成績は30戦6勝。
【
福永敏調教師】
「強かったですね。ビックリしました。
JRAで比較的順調に競馬をしてきた後の転厩でしたので、来た当初も良くは見せていました。当初はフワフワする面を見せていたんですが、追うごとにしっかりしまして、最終追いの動きはとても良かったです。
JRAでは少しスタートで後手を踏む面があったようなのを真島君も見てくれていたので、出たなりでスムーズな競馬をと彼とは話していました。しかし、スタートが良くて、そのあともスムーズに好位に付けられたのは意外でした。
レース後、真島君は、枠順も良かったしスタートが良くて馬場も向いたと言ってましたが、いいものを持っていますとも言ってくれました。
現状では長距離がいいと思いますし、権利も取れたので、順調なら
東京記念に向かいます」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)