近年、野球やサッカーなどさまざまな競技でAI(人工知能)が取り入れられ、データ分析隆盛のスポーツ界。競馬も例外ではなく、Web上でも人工知能を活用したAI予想があちらこちらで見られるようになり、ひと昔前とは隔世の感すらある。
宝塚記念の週に満を持してデビューした『Aiエスケープ』も、そのひとつ。『netkeiba』が
プロデュースしたAI予想で、『netkeiba』にある膨大なデータを人工知能によって機械学習。「ペース」要素を重視し、コースや相手関係からペース、脚質を予測。そのペース、脚質から最終着順までを完全予測している。詳細は
こちら とくに白眉だったのが先週の
越後S。ハイペースを予測し、本命に7番人気
スナークスターを大抜擢。単穴に9番人気の
メイショウギガース、特注に8番人気
プレシャスルージュを指名し、3連複を的中。見事に帯封を仕留めた。仮に1着、2着が逆なら3連単も的中し、3連単348万の配当も加え、総額450万近い配当を手にしていた計算になる。結果は
こちら ほかにも、4日に行われた福島の未勝利戦では本命に推奨した13番人気
キタノポケットが2着に激走。翌週の函館道新スポーツ杯でも1位に指名した11番人気の
タガノカルラが2着に突っ込むなど、人知の及ばない予想を展開している。
デビューから1カ月あまりが経ったが、1位馬の複勝率は50%近く、前述したような人気薄を拾えるのは、まさに『Aiエスケープ』ならでは。波乱の続く夏競馬では、ぜひとも時代の寵児の◎に注目しておきたい。