現地時間30日、イギリスの
グッドウッド競馬場で行われたナッソーS(3歳上・牝・GI・芝1980m)は、2番手でレースを進めたR.ムーア騎手騎乗の
ファンシーブルー(牝3、愛・D.オブライエン厩舎)が、直線で先頭に立ってゴールまで粘り通し、2着の
ワンボイス(牝3、愛・J.ハリントン夫人厩舎)をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは2分4秒99(良)。
さらに2.3/4馬身差の3着にナジーフ(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)が入った。
日本の
ディアドラ(牝6、栗東・橋田満厩舎)は道中3番手外で進めるも、直線で伸びを欠いて最下位の7着に終わった。
勝った
ファンシーブルーは、
父ディープインパクト、
母Chenchikova、
その父Sadler's Wellsという血統の愛国産馬。昨年亡くなった
父ディープインパクトの命日に捧げるGI制覇を果たした。GIは前走の仏
オークスに続いて2勝目で、通算成績はこれで5戦4勝。