今週8日(土)
JRA札幌11R「
札幌日経オープン(L)芝2600m」に、ホッカイドウ門別から
シンボ(
JRA古川吉52)
ソーディスイズラヴ(
JRA荻野琢54)
ルフィアンキック(
石川倭56)の3頭が挑みます。昨年8月の
JRA札幌戦から今年2月の東京戦まで芝2600m〜2400mを3連勝して一気にオープン入りした
ボスジラはじめ強敵揃いの一戦ですが、中でも前走2勝クラス函館芝2600mの「横津
岳特別」を逃げ切って快勝した
シンボは、引き続き古川吉ジョッキー鞍上に加え今回は斤量2キロ減の「52キロ」。連続好走に期待が懸かる一戦です。
札幌日経オープンといえば、道営馬の好走例も少なくない一戦。古くは1994年、林正夫厩舎(
林和弘調教師の父)から挑んだ8歳馬
モガミサルノが単勝133.3倍、10番人気という低評価を覆し、あの
ホクトベガの2着(2馬身差)に好走。同い年のスター馬
ホワイトストーン(3着)に1/2馬身、先着する激走でした。2003年には
ナチュラルナイン、
ツギタテヒカリが1着・2着でなんと道営馬ワンツーフィニッシュが完成。2004年は
スローンフォルが
五十嵐冬樹騎手を背に3着と大健闘、2006年には
コスモバルクが「62キロ」を背負いながら逃げて
トウショウナイトの2着に踏ん張りました。
そこから長く道営馬の馬券絡みはありませんでしたが、昨年挑んだ
ハッピーグリンが
カフジプリンスの2着に差し込んで13年ぶりの「連対」。
札幌日経オープンの舞台で、久しぶりにホッカイドウ所属馬を後押しする大歓声が響き渡りました。3歳馬
シンボを筆頭に、今週末に出走の3頭も、全国のファンの皆さんの記憶に刻まれるような、叶うなら馬券圏内に食い込む好走を期待したいですね!
さて、きょう5日(水)のメイン(最終)12Rは「平取町長杯『平取すずらん』特別/C2-2組〜C3-1組、1700m外回り」。メンバー構成から、ここは結果を出している“単騎逃げ”に持ち込めそうな
トネールの走りが特に注目されそう。
JRA12戦未勝利で今回転入初戦のオットも、このクラスへの格付けなら初戦から好勝負に持ち込めそうです。笠松から転入2戦目
ケイツーシリングも前走2着以上の前進も十分で、上位人気の一角となることでしょう。
発走時刻は20時35分です。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)