現地時間8日、アメリカのサラトガ競馬場でG1・
バレリーナS(3歳上牝・ダ1400m・7頭立て)が行われた。
ハナを切った2番人気
セレンゲティエンプレス(牝4、L.
サエス騎手)が直線で後続を突き放し、中団から末脚を伸ばし迫る1番人気ベラフィナ(牝4、J.オルティス騎手)の追撃を1馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分21秒63(良)。
ベラフィナから1.1/2馬身差の3着には、後方から内を突いて脚を伸ばした6番人気ヴィクティムオブラヴ(牝4、J.
レスカーノ騎手)が入った。
セレンゲティエンプレスは、父は
フォーティナイナー系の
Alternation、
母Havisham、
その父Bernardiniという血統。アメリカのT.アモス厩舎の管理馬。
昨年のケンタッキー
オークス(米G1)以来のG1制覇で、重賞はほかに今年の
アゼリS(米G2)、昨年の
レイチェルアレクサンドラS(米G2)、2018年のポカホンタスS(米G2)を制している。通算成績は17戦7勝。