10日、
川崎競馬場で行われた
JRA認定
シャイニングヒーロー賞(2歳・ダ1500m・6頭)は、2番手で進めた桜井光輔騎手騎乗の3番人気
ヴァヴィロフ(牡2、川崎・
高月賢一厩舎)が第4コーナーで先頭に立つとそのまま後続を突き放し、最後は1番人気
ワールドサミット(牡2、川崎・
田島寿一厩舎)に5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒9(良)。
4馬身差の3着には6番人気
ツエンダー(牡2、川崎・
山崎尋美厩舎)が入った。2番人気
サンエイウルフ(牡2、川崎・
高月賢一厩舎)は4着だった。
ヴァヴィロフは父
トゥザワールド、
母ローズドサハラ、
その父フォーティナイナーという血統。注目馬が揃った少数精鋭の特別戦を勝利して、これで3戦2勝とした。
【桜井光輔騎手】
「前走(7月14日の川崎・
シャイニングスター賞で
トーセンウォーリアのハナ差2着)が本当に悔しい負け方でした。新馬で乗ってなかったので探り探りの競馬になってしまって…。
今回は前走でつかんだ分思い切って乗れたので、この馬のペースで走らせることに集中しました。長い脚が使えるので、このメンバーでも自信を持って乗れました。抜け出すとフワッとしますので、先々を考えて最後までしっかり追いました。
将来性があり、この先重賞でも行けると思います。とても楽しみです」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)